超電子バイオマン感想 (11話〜20話)


第11話「新戦士ジュン登場」

 「新しい戦士を探し求めていた」って、やっぱ5人居なきゃ駄目なんだよなぁバイオマン。これからは4人で頑張ろう、じゃなくて新戦士探し中。バイオマンは、バイオ粒子を浴びた若者というあの5人じゃなきゃいけない理由がある戦隊なのでどうするのかと思いましたが「それから500年」「大勢の子孫が居る」という方向に。ああ、そりゃそうか…。浴びたのはあくまで先祖、なんだもんな…。
 まあその中でも反応の強い人間を選んだはずなので他に居るのか、という疑問には、ちょうどそのとき海外に居たんじゃないか、という答え。なるほどなー。これ、海外に居なかった場合最初の時点でバイオマン6人居たってことになるんだな。今なら6人目の戦士になってるところ。

 とりあえずその6人目を探してる4人ですが、4人は見ればわかるんでしょうか。バイオロボもピーボも敵の囮になって行っちゃったけど、4人でどうやって探してるつもりなんだ。実際にジュンの姿見ても何もわかってないし。
 あ、ジュンの方は突然矢でひかるを助けるという登場をしましたが、その辺の理由とかは一切語られず。いきなり「ブレスレッド欲しいわ」「ちょうだい」とか言い出すキャラでした。バイオマンみたいなのに普通に憧れてるってことなんだろうけど、ホント説明ないな…。
 そしていきなり「触るな!」とか怒鳴る郷が怖い。ピリピリしてるなー。「助けてあげたのに。ケチ」だからブレスレッドよこせ、はともかく、これ考えるともうちょっと優しい反応してもいいよね…。
 ここからテクノブレスとはどういうものかバイオマンになるとはどういうことか熱く語る郷。そんな覚悟や絆があったのね。いや、もう戦隊になるのも仲間になるのもあっさりだったから…。
 これで振りきられるも、再びバイオマンを助けに来てるジュン。敵さんにやられてまた怒られてます。「おれたちの仲間なんて甘い気持ちでいてもらっちゃ困る!」仲間に出来ない以上冷たく突き放すしかない…ってことなのかな…。この後、ジュンがバイオ粒子浴びた戦士だと知ったらすぐさま「君が新しいイエローフォーだ」だしな…。覚悟より絆より、大事なのそれじゃん…。
 普通に喜んでとっとと変身するジュンもまた話が早いな。
 イエローフォーのホログラフを戦闘で使ってみたり、本人の得意技アーチェリーを使ってみたりといろいろ活躍も見せて終了。戦闘マニュアルがあるってのはこういうとき楽ですね。
 しかし初っ端、随分ファンタジーな感じの子が出てきたと思ったけど…普通の格好なんだろうかあれ…。


第12話「殺人者グリーン!」

 初っ端、でかい風船が飛んでるのを眺める人々。バルーンじゃなくて風船であれって確かに気になる。そして人々が見つめる中、ビルにぶつかって大爆発、って怖ええええ。人々の注目がある中なのが何か怖い!
 とりあえず敵さんの仕業に違いないということでバイオマン出動。高杉は途中で警官の息子に遭遇して手がかりを得ました。あの警官は風船が工場から出てること誰にも知らせてなかったんだろうか。というか他に目撃者はいなかったのか。めっちゃ堂々と風船出てる。
 息子は知ってたようで、高杉と工場に行ったところを敵さんが見てます。「高杉とお前の子どもか」一瞬高杉って誰だっけと思ったせいで区切りがわかんなくて戸惑った。
 あ、敵さんは捕まえた人のコピー人間作ってました。捕えた人をすぐ殺さないのは、まだ利用するかもしれないからなんだろうか。

 コピー人間たちが高杉に襲いかかり、応戦。「操られている人たちなら倒すことは出来ない」ということでスコープです。便利です。が、ここで警官倒したら、息子に人殺し呼ばわりされることに。タイトル的に冤罪ネタだろうなー嫌だなーと思ってたんですが、グリーンが普通にすらすらと説明しててびっくりした。冤罪ネタは話聞かない奴が一番嫌なので、息子が聞いた上で、敵なら自分に早く逃げてというはずがないと根拠ある発言してたのは良かったです。っていうかそれで自信なくしちゃうのかよ高杉…!
 おっちょこちょいだから間違えたかもしれないってそんな。
 そして爆発しちゃったから証拠もなくてわかんないそうです、爆発したことが何よりのメカ人間の証明じゃないのか、そして欠片も残んないのかよ…!
 人間相手でも弾き飛ばしたら爆発するんですかバイオマンの力は…。
 高杉は落ち込みっぱなしで、何とかレッドに渇を入れられ戦闘に出るも、コピー人間相手に戦えず。まあそれはわからなくもない。
 レッドは、更に、あれがメカ人間だったと証明するしかないとか言い出しますが、特に方法は述べず。ええええ。これで「わかった、やってみるよ」となる高杉も凄いです。そのまま一人で工場潜入して普通に警官さんたち解放。仲間は見守ってるんですか。手伝おうよ。
 あとはもう通常戦闘ですね。相変わらずツッコミどころは満載ですが、まあ無事誤解も解けて良かったです。
 「グリーンツーのお兄ちゃんにありがとうって言ってくれる?」最初ごめんなさい、かと思った。お礼か…。まあ大事ですよね、うん。


第13話「ジュンよ」

 前回の予告で、何かイケメンの兄ちゃん居るなと思ってたけど、キャスト名見てびっくりした。なるほど、ミカ役の突然の降板からのゲスト…こっちにもいろいろドラマがあるなぁ。
 そのゲストはジュンのアーチェリーの先輩のようです。ジュン、連絡もせずにいきなり居なくなったって、えええ、何か言おうよ。心配されるじゃん。ジュンには身内は居ないのかな。
 ジュンはオリンピック目指してたんですね。ホント情報何もないもんなジュン…。

 あ、バイオマンはその頃宇宙金属開発研究所なるところに。敵さんから挑戦状が届いたそうです。挑戦状ってどういうことだ何やってるんだ、と思ったらマジで作ってる金属に挑戦してきた。自分たちの方が固いと確かめに来たのか…!
 戦闘になるも、メカ人間すら倒せないバイオマン。更にイエローが誤ってレッドに矢を射る事態。あれは何でだ。もうちょい狙いそれた理由が欲しいところだな…!
 落ち込んでるジュンですが、とりあえず謝った方がいいんじゃないかなぁ。レッドは気にするな、ととても爽やかですが。このレッドにはほっとする。

 この後、自主練しているジュンのところに先輩登場。矢が競技用のものではないこと、殺気を放ってることを突っ込んでます。これは辛いところだ…。「これは人を殺す矢だ」って、ホントにそうだもんなぁ。先輩としては言わずにはいられないところですが、ジュンも説明出来ず。こういう場合でも絶対ばらしちゃいけないのかな。あと、やっぱせめてもうちょっとみんなの前から居なくなるのには理由つけといた方がな。
 逃げ出したジュンを追う先輩と、それを止める郷。郷はずっと見てたんですかね。ここでフォローする郷もかっこいい。最初全く話聞かず突き進む先輩はちょっと笑っちゃったけど。

 結局この後、ジュンの変身を見て正体に気付いた先輩。ジュンを助けて矢を使い、ジュンが目覚める前に去るとかいい男だな…。事情も状況もきちんと理解したんだなぁ。
 最後にジュンへの合図にと空に矢を放ったのは、いや、それ落ちてきたら危ないんじゃないかなと思ったけど。
 ジュンはオリンピックへの夢を捨てたとかじゃなく、今はそれ以上にやりたいことを見つけてるってことでいいのかな。
 夢を犠牲にして戦う系はちょっときついので…個人的に。


第14話「新頭脳ブレイン!」

 人工衛星が突然次々と落下し始め、地上が大変なことになってる始まり。人工衛星って大気圏突入で燃えないのかな、大きいのだとそのまま墜落すんのかな。
 当然敵さんの仕業で、バイオマンが発見し交戦…にもなりませんでした、なんかマシンが操縦不能とかなってるよ…! 機械を操る敵ですね。操縦不能とか言ってるけど基地へ帰ることは出来たようです。一部使えないって感じかな。
 この敵さんは「たんぱく質合成で作られたコンピュータ」ということで、生命体に近い優秀なものらしいです。世界に宣戦布告とかしてます。そういやあの敵組織については世界はどう判断してるんだ…。
 この辺の情報を集め、あの機械は「感情を持っているのかもしれない」という結論に辿り着く郷。「感情? コンピュータが?」とかひかるが言ってますが、あの、そこに居るピーボはコンピュータじゃないんでしょうか。あれ、機械だよね…?

 とりあえず敵さんを挑発しにいく郷。ブレインの攻撃避けまくり、っていうかあの程度当てられないってホントに優秀なのかブレイン。これで激昂してボスの命令も聞かずバイオマン追いかけてます。駄目過ぎる。声がやたら爽やかなのもおかしい。
 キレたボスによりブレインは処分命令が出ました。幹部連中がちょっとびっくりしてるのがいい。明日は我が身だよねぇ、この辺は。
 下っ端は生き生きと出かけていきましたが。
 そこでピンクと共に攻撃を受け、海に落ちるブレイン。「苦しい」とか言ってます。苦しさまで感じるとか、ひどいな。しかも所詮機械だから「塩分には弱い」とか言われてます。海水ぶっ掛けりゃ終わる話だったのね。弱い。
 ここで散々な言われようだったブレインを庇って逃げ出すひかる。足速いな。
 ひかるはブレインに感情が芽生えてることで、友達になれるかも、と思ったらしいです。無垢っぽいからまだどうにかなるってことですかね。敵さんたちにはその気持ち向かないんだろうか…モンスターとか優しくしたら落としやすそうなんですが。
 ブレインはいいところは全く見せてないだけになぁ。
 優しさを見せれば優しさを返してくれるって感じで、ここだけ見るといいシーンなんですが。
 結局ブレインは敵さんに見付かり破壊されました。優秀なメカとはきちんと命令を実行すること、は同感ですね。ブレイン、機械としては欠陥だらけすぎる。
 怒りのピンクは仲間と合流後、敵さん撃破。一瞬ここで終わりかと思いましたが、まだロボ戦が残ってます。今度はボスがマシンを操ってバイオマンと戦うことに。さすがにロボ自体は強いし、ボスが操ればもっと凄い、ということで大ピンチのバイオマン。これで負けたらボス立場ないよな…と思ってたら、ここでひかるの悲鳴を聞いてブレインがロボ乗っ取った…!
 ブレインがロボの動きを止めてる隙に撃破です。撃破したあとにブレインがやったと気付いたんでしょうか。ブレインにすがり付いて泣いてるひかる。いやぁ、やっぱ敵さん側からしたら…駄目だよな、この機械。今回は完全にボスの失態のような気がする。…いや、作ってんの彼だから毎回負けてるのボスだよね。


第15話「女戦士炎のちかい」

 今回の敵は病原菌撒き散らし作戦。子どもが次々と倒れてるってことだけど、最初の段階では子どもだけだったんだろうか。たまたま?
 伝染病研究所、という言葉に、ああそうか普通はそう考えるのかと思ってしまった。どうせ敵の仕業だしねー。バイオマンは当然わかって調査開始してます。ひかるが看護婦に変装して潜り込んでて、え、調査ってそういう方向なのか、と思ったら「やっぱりいいなぁ。看護婦さんって」ってあはははは。ひょっとしてその憧れであの役やったんでしょうか。可愛いな。
 が、その看護婦さんは実は敵さん。子どもたちに使われた薬のデータを集め、敵さんに送ろうとしてます。結構地道な調査してるな敵も。
 ジュンが気付いて戦闘になるも、逃げ出す看護婦。ひかると挟み撃ちに出来るか、というところで何も出来なかったひかる…これ、この後、動けなかったことを本人気にしてますが、いきなり「タックル!」とか言われてもなぁ。そいつメカ人間! とか言われた方が良かったような。まあ動けなかったのは完全に看護婦の格好した相手に一瞬躊躇っちゃったからのようですが。
 敵を逃がし、更に被害が広まりそうということでこのときのことを気にしてるひかる。かつて看護婦に救われた経験があったとか。別に看護婦目指したわけじゃないのかな。
 その辺をジュンに語ったひかる。ジュンからは「そんなの嫌いよ」といきなりの言葉。ちょっとドキドキしてたら「大切な思い出を汚されたっていうのに、こんなところでうじうじしてるなんて」「大っ嫌い!」と。そこか…! 素晴らしいですね。さすがにこれでひかるも目が覚めました。ちょうどピーボから敵のデビル菌に効く薬の情報貰って動き始めます。バイオ星にしかない花の成分だけど、地球にもあるかもしれないと…ピーボの検索データは地球の花は入ってないのかな。
 そしてそれを探すのに匂い嗅いで「違う」とか言ってるひかる。成分がそれでわかるのか! すげえな!
 最終的に菌がばらまかれて立ち入り禁止になってる町で、元気な鳥がヒントに。動物も全部やられてるんですね、デビル菌凄いな。
 菌に侵されながらも何とか花を取ってくるひかる。これで菌の問題は無事解決です。いやぁさすがのバイオ星の科学。
 …更に強力なデビル菌がまかれることはないのかな。もうやめるだろうけど。


第16話「走れ21599秒」

 いつものパトロール中、敵と遭遇して撃墜。「ざまあみろ」とか言ったあと、はっとして「私としたことが」とか言うピンクが可愛いです。
 とりあえず敵が出た付近を捜索しようということでジュンが出動。近くに居たのかな。そこへちょうど子どもたちが飛び出してきました。今出て行ったばかりの医者にお別れのプレゼントを渡したいので届けてくれ、と。この子どもたち自体が罠かと思いましたよ、すごいタイミングですごい強引だな…! プレゼントはこけしでした。突然のお別れだったみたいだけど、用意する時間あったのかな、適当に持ってきたのかな。
 子どもたちの熱意に押され、医者の乗ったバスを追うジュン。これが、山にジュンを越させないための時間稼ぎということです。ファラ、わざわざ医者に化けて子どもたちに献身的な介護をして信頼築いてたようですが、その割に作戦がなんか大雑把だな。子どもたちがジュンに医者を追いかけさせるって偶然の要素強すぎる。ここまで上手くいってるの奇跡じゃないか。バイオマンはバイオマンでジュン以外特に動いてないのは何なんだ。誰も緊急性は感じてなかったんだなぁ。
 バスを追ってるときにはメカ人間が出てきて、医者はジュンの目の前でメカ人間に攫われ、すでに事件性があるのになかなか出てこないなバイオマン。むしろ怪しむところだよね、これ。

 ようやくジュンが先生に追いついたところで、ファラが正体ばらし。あ、ロープにぶら下がって矢を射るのかっこ良かった。それはそうと、ここで戦闘開始。一応振り払われたこけし拾ってるジュン。さすが、粗末にはしませんね。
 バイオマンも全員集合し、やっぱ他で事件起こせばバイオマンの目をひきつけるなんて容易いよなーと思ってたら、残り1時間のところで作戦ばらしちゃってるファラ。ええー。もう間に合わないだろうところで絶望味わわせるために言いたいってのはわかるけど、1時間は長過ぎるんじゃないか。
 案の定まだ全然諦める段階ではないバイオマン。あ、ここで「なんてひどい」のあと「あんなに信じきってる子どもたちを裏切るなんて」と続いたのはちょっとびっくりしました。東京に大地震起こすと言われた直後にそこ突っ込むと思わなかった。
 戦闘はその後いつもの通りロボ戦へ。この時点で残り20分です。結構どんどん減ってくな時間…。
 地面に転がりながらの一文字切りはかっこ良かった。

 そしてようやく現場に駆けつけたバイオマン。ブルーのイヤーで方角を、グリーンのスコープで場所を突き止める流れはいいな。何とか飛び込んだ先で無事機械停止。残り1秒! うわぁ。
 思わず力の抜けるピンクやイエロー。うん、それはわかる…。しかも止められたの、多分偶然だよね、あれ…。
 その後、子どもたちには当然真実は告げず、プレゼントは貰っておくことに。男みたいと言われたジュンが「出てるとこは出てるわよ!」と返したのにびっくりです。それを「どれどれ」と触ろうとする高杉にもびっくりです。中良さそうでいいな。こういう5人のじゃれあいをもっと見たいよ!


第17話「僕は竜宮城を見た」

 浦島太郎の歌をうたってるモンスター。それを眺めて「音痴…」とファラ。ツッコミどころはそこなのか、と思ったらファラたちも何か浦島太郎の絵本を読んでます。
 この歌は、浦島が「ユートピアに行ったことを意味しているのだ」と大真面目に言うドクターマン。まあ彼のことだから根拠はあるんでしょうが。今回は竜宮城を探す作戦。
 その頃、郷は牛乳とパンを子どもに盗られてました。明らかにお腹空かせてる子どもとその雰囲気から家出少年と的確に判断する郷。凄いな。放置されてる子かと思った…。ちゃんと反省して謝るならあまり叱らないよう言ってやるということで一緒に家に帰る2人。バイクで走ってる、相当遠くに来てるのか。
 ここで突然襲われる郷たち。敵さんの狙いは浦島の子孫の少年でした。郷と居るときに襲うとかタイミング悪い。というか、もうちょい状況読めないのか。
 バイオマンも出動し、戦ってる間に少年は居なくなってました。

 というわけで少年の家に来た5人。お母さんの言葉が、まあひどいです。少年が今まで何やらかしてたのか知りませんが、本心がどうあれ、こういうこと言う親は嫌だなぁ。
 ここでこの家が浦島の子孫ということも判明しますが、思い切り噴出してるひかるはちょっとどうかと思いました。相変わらず何がありで何がなしなのかわかんないな戦隊の世界は。
 郷は大真面目に浦島の物語はホントにあったのかもしれないとか言ってますが。この流れでそうなるのも凄いな。
 結局このあと一旦は逃げ帰ってた少年は捕まり、敵さんはこの少年の子孫の記憶なるものをホントに引き出してました、こっちがやっぱ一番凄いよな…。催眠中寝ちゃってる怪人さんがいいな。モンスターが突っ込む側なんだよなぁ。
 バイオマンたちは地道に浦島伝説を調べたり。郷は少年を見つけて追ってます。傷付いても傷付いても少年のためにやってくる郷に少年は感動。ホント、会ったばかりの人だしなぁ。
 少年を助け、敵もやっつけたバイオマン。あ、一応少年は、攫われたときに母が必死で追ってたのには気付いてたんですかね。母も心配してくれてることには気付いたようです、ここの関係は何かあっさり終わらせたな…。


第18話「超能力少女の祈り」

 「怪物がくるの」「早く逃げなくちゃ」とか周りに言ってる少女。母親からは「またそんなこと言って」で子どもたちからは嘘つき呼ばわりです。普通に怪物が出る世界なのにそんな対応なの。また、ってことは以前もそんなこと言ったけど出なかったってこと? 少女の能力的にそれはなさそうなのになぁ。
 少女を囲んで罵倒してる子どもは何故か突然少女のペンダント取って捨てました、意味わかんない。相変わらずいじめっ子の思考って謎過ぎる。
 ここでやってきた高杉、少女の話から敵のロボが出るのか? とその場所へ向かってます、こっちはこっちで信じるの早いな。まあ念のためチェック、ぐらいなんでしょうが。
 本当に居た敵のメカ。やたら固くて強いです。シールドまで切られてるよ…! が、ここで少女の祈りで敵の攻撃が曲がり、敵さん側も何が起こったか見極めるために退却。バイオマンもいろいろ分析した結果、少女の持ってるペンダントが超能力を与える隕石だったと気付きました。バイオ星にも降り注いで大変だったみたいですが、これ他にも拾ってる子居ないのかな。

 敵さんの方は街の噂でも集めたのか、こっちも的確に少女のもとへ。すぐ見破られましたが。凄い能力だよなぁ。でも声かけられてすぐ祈りを使うとか、この力に頼りきっちゃってる感じはちょっと良くないのかな。
 攫われた少女、敵さん何か利用するのか聞き出すことでもあるのか、と思ったら人気のないとこに連れて来て普通に殺すつもりだったようです。怖いな。
 ここでやってきた高杉。以前少女が予言した通りの状況ですが、まあ死なずに普通に少女助けました。流れ的に少女の予言のおかげで助かった…って感じじゃないな…違うのか…。「人間の熱い心は何ものより強いんだ」とか、この状況で言われてもよく意味がわからない。
 まあともかく、戦闘開始。ロボ戦では、再び固い敵に苦戦。剣の方は何かあっさり切断しましたが。えええ、それは切れるの。
 敵さんが攻撃時にわざわざ弱い部分出してくれてるってことでそこを狙って撃破です。簡単だな。
 最後、結局隕石は敵に捨てられたのでもう能力は使えなくなった少女。まあその方が平和そうですね。


第19話「父はドクターマン」

 何やらタンクのガスを吸い取ってるメイスンたち。見に来た人間にガス吹き付けてました。何がしたいんだ。駆けつけたバイオマンたちに「引火に気をつけろ」とか言ってるし、バイオマン倒すために武器使えない場所を用意した…んだろうか。火花に関しては敵さんの方が危険そうだけど。
 そしてここに突然やってきた青年。予告で見てて、女の人? とちょっと思ってたんですが、声が完全に子どもでびっくり。美青年です。なるほど、そういう位置か。
 この青年にいきなり武器投げつけるメイスン。あ、知らないのね…しかも傷付けちゃったよ。
 ドクターマンの息子を名乗った青年はガスタンクを次々爆発させ、敵も味方も大ダメージでした。…いや、あの規模の爆発でちょっと煤けてるだけだからむしろ軽いのか。
 基地へ帰れば普通にドクターマンの隣に居るプリンス。メイスンの「知らなかった」に、ああ息子が居ることを…と思ったら「ドクターマンさまが人間だったとは」ってそこか、っていうか何だと思ってたんだ、っていうか彼らみんな機械なのか。
 モンスターについて「パワーにだけ重点を置いて作ったのだ」「無教養なのは許してやれ」とかドクターマンが言ってるのに笑いました。教養とパワーって反比例するのね。ドクターマンはあれについては諦めてるのね。

 この後、南原と遭遇するプリンス。子ども扱いされて怒ってます。「17歳は大人だ!」と。ああ、微妙なところなんですね。
 このプリンスの味方をしてやりたい南原。根っからの悪人なんていやしないんだ、とか、人間で日本人で子どもとなると、まあそういう対応になるんだろうなぁ…。南原は昔荒んでた時期があるから感情移入しちゃったようです。
 というわけで他のみんなも南原に任せような流れですが。そんな中捕まるジュン。そういやいきなり服装変わってて一瞬誰かと思いました。イエローらしくはなりましたね。
 プリンスは生身で対峙してきた南原のこと思い切り気にしてますね。イエローを人質に南原誘き寄せ。南原は変身して救出。まあ救出には使っていいよね…その後普通に戦闘になりましたが。プリンス以外にはやっぱり容赦ない。
 そのプリンスが自ら作ってた巨大ロボを呼んだため今度はロボ戦。えらいあっさり片付いた…と思ったら復活しました。そして乗り込んで攻撃してくるプリンス。「あんな奴、信じたのが間違いだったんだ」ってまだ何もしてないのに更生してくれるとでも思ってるのか。勿論南原の方は諦めてないので攻撃を止めてます。予想通りの次回へ続く。
 あ、その頃ドクターマンは息子を誉めながら咳き込んでました。え、何いきなりそのフラグ…!


第20話「プリンスの挑戦!」

 まだロボ戦中のバイオマン。切っても切っても復活するので普通に苦戦中。どうするのかと思ったら、敵の…コード引き抜いた? なんて言ったかよくわからなかった。とりあえずこれさえ取っちゃえば大丈夫、な感じでしょうか。その後何でプリンス降りちゃった敵ロボに何もせずコード持って逃げてるのかよくわかりませんが。
 プリンスはプリンスでコード返せとばかりに人間襲ってます。息子を庇う母親、という構図に特に心を動かさないプリンス。飛び込んできた南原は「それでも人間か」ときました。「お前にだって母さんはいるだろう」って…言い切ったなぁ…。「お前の母さんは人殺しをしろと教えたのか」「そんなはずはない」とか、何を根拠に。彼の信じているものがあまりに独りよがりすぎてちょっと…。父はドクターマンなのに。「子ども」と「母親」は無垢で正しく、素晴らしいものじゃないといけないんですかね戦隊的には…。
 とにかくまあ、この言葉でちょっと揺れたプリンス。ただし「母とは何だ」でした。母とは何だといいながら次の瞬間には「母さん」とか言ってますが。どういう知識なんだ。頭に浮かぶ数々の女性の姿に取り乱したプリンス。母さんを探しにいってしまいます。えええ…。
 そしてファラたちが連れ戻そうとしたところで実はメカ人間であったことが発覚。そんなオチかよ…! これは予想外だった…!
 ただ、ドクターマンの反応的に何かはありそうですね。 「またまた人の心を持つメカを作ってしまった」とか「あんな女のことは」とか、妙に人間臭くなったというか生々しくなったなドクターマン…。

 一方バイオマン側ではプリンスがメカであったことに落ち込む南原。でも南原が訴え続けたことでプリンスの心を揺らしたことを指摘するひかる。「メカにも心が通じたのさ」とかピーボが言って、ある意味その通りではあるんですが、それを認めちゃったら今後出てくる敵が…いや、もうこれ以上はいいか…。
 そしてやっぱりピーボはメカじゃないのか…?
 あと「あの卑劣なドクターマンに人間らしい気持ちがあるというのか」とか、ドクターマンの心は認めないのかよ! やってる行為はどっちも残虐なのに。ドクターマンはもう年齢的に更生の余地なしってことでしょうか。

 この後はもう普通に戦闘です。メカなので普通に倒せちゃうんですね…。あ、敵ロボの攻略については…弱点見つけたって感じだろうか。
 ドクターマンの体がやばそうな部分については、自ら改造することで何とか繋げられる…んですかね。息子の話題はまた出てくるかな。
 バイオマン側は妻子が居たかも、とかそこからドクターマンの正体探れるんじゃないかも、というところまでいっても「そっとしておいてやりたいな」でしたが。これはその妻子を、ですかね。ドクターマンは悪い奴だけど、その妻子は普通に真面目に暮らしてるに違いないってことかな…。それとも離婚とか別居とかに触れるのは、なのかな。ドクターマンも人の子、とか言っちゃったなぁ。


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